木造毘沙門天立像 もくぞうびしゃもんてんりゅうぞう

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木像 / 平安 / 東北 

平安前期
(構造)ケヤキ材。一木(いちぼく)丸彫像(まるぼりぞう)。頭体部は兜から両手首、足下の邪鬼まで含んで木芯を背面近くにはずした一材から彫出し、内(うち)刳(ぐり)は施さない丸彫りと…
総高147.0㎝  像高133.3cm
1躯
山形市指定
指定年月日:20151016
有形文化財(美術工芸品)

(制作年代)平安前期(9世紀)。ほぼ丸彫りで内刳を施さないという構造と肩幅が広く、胸を厚く作り、脇腹を締め、さらに腰を太くするという量感を強調した体形から、制作は平安時代前期と考えられる。制作時期の9世紀半ばは、貞観二年(860)とされる立石寺の開基と符合する。

(特色)本像は左手で持物を持ち、二邪鬼の上に立つという形勢であるが、この形勢の像は、藤原良房(804~72)発願の新様である延暦寺根本中堂四天王多聞天像と同形である。したがって天台宗の新様が同時期に立石寺にもたらされていたことを示す。
また、大きな舌状の胸甲の下部で締め紐をつける形式は非常に珍しいもので、本像が東北の同時代の天部像の規範となったと考えられる。

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