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水沢寺木造十一面観音立像

みずさわでらもくぞうじゅういちめんかんのんりゅうぞう

概要

水沢寺木造十一面観音立像

みずさわでらもくぞうじゅういちめんかんのんりゅうぞう

木像 / 関東 / 群馬県

不明

群馬県

11世紀後半

 背をやや丸め、足をやや開いて立ち、伏し目がちに目を見開く。条帛を左肩から右腹脇に斜めにかけ、天衣、腰布、裙をつける。両腕を屈臂し、左手はほぼ水平に前方に出し、掌を内側に向け、第二、五指を伸ばして他指で持物(水瓶)を握る。右手は前膊をやや左方斜め上方に伸ばし、掌を左斜め方向に向け、第一指を曲げて他指を上方に伸ばす。
 頭体幹部を一材から彫り出し、内刳りを施さない一木彫像として造立されたと考えられる。後頭部材と背面上半身は後に補修され、その際に背面を刳り、割り首を施されている。材は広葉樹(カツラ)と見られる。台座、光背等は後補。
 
 

本体:像高105.5㎝、肘張33.5㎝、胸奥(右胸)14.4㎝
光背:高137.5㎝、幅(最大)61.0㎝
台座:総高34.2㎝、幅(最大 下框)63.2㎝

1躯

渋川市伊香保町水沢214番地

渋川市指定
指定年月日:20160324

有形文化財(美術工芸品)

不明

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