等善寺 木造如意輪観音坐像 とうぜんじ もくぞうにょいりんかんのんざぞう

木像 / 室町 / 中国・四国 

中世院派仏師
愛媛県
室町時代/1350~1375年
[形状]
高髻(髪は疎ら彫り)を結う。地髪は毛筋彫りする。鬢髪は二条が耳前に垂れ、うち一条は耳半ばを渡る。また両のこめかみ上辺で髪筋が天冠台にからむ。天冠台は無文。白毫…
[法量]:(単位:㎝)
像高:33.9 髪際高:24.5 頂-顎:15.8 面長:6.3 面幅:6.4 面奥(鼻先欠損):7.6 耳張:7.3 胸奥(左):8.2 同 (右):8.0 腹奥(着衣含む):9.9 肘張(第…
一躯
北宇和郡鬼北町大字東仲714番地
鬼北町指定
指定年月日:20180123
有形文化財(美術工芸品)

[保存状態]
左第一手第二指先、左第二手第五指先、右第三手全指先、持物のうち、左第一手の輪宝、左第三手の未敷蓮華、右第三手の念珠、以上亡失。銅製装身具(左第三手にからむものを含む)、像底板、漆箔(紙貼り泥下地)、台座、光背、厨子、以上後補。
右目周辺および鼻先、左足全指先、および裳先等に欠損が認められる。宝髻は接着が外れ、外せる状態。
〔特記事項〕
 江戸時代に施されたと思われる紙貼り泥下地の漆箔が分厚くかかり、彫刻面を鈍く見せているほか、右目や裳先等に害獣ないし害虫による被害があり、保存状態は必ずしも良好ではないが、幸いに像本体に関しては後補の部位が少なく、当初の材を比較的良く残している。
 像内をうかがうことが可能であれば、院派特有の像心束を刳り残し、また根幹材の前後の割り矧ぎにも束を残して結着する技法が認められるものと思われるが、後補の底板のため今はそれを果たせない。ただし像底の輪郭そのものも、中世の院派作例と共通する前後に奥行きの深いかたちを呈している。

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