三重県
鎌倉
肉髻珠および白毫相をあらわす。螺髪は粒状・右旋にあらわし、地髪部5段、肉髻部7段とする。また、髪際部で34個を数える。髪際は、中央で弧状を描かず、ほぼ水平にあらわす。耳朶環状…
像 高 78.2 胸 厚 (左)12.6
髪際高 73.1 (右)12.7
頂~顎 13.8 肘 張 25.9
面 長 8.7 …
一躯
三重県津市一身田上津部田3060
松阪市指定
指定年月日:20200421
宗教法人安楽寺
有形文化財(美術工芸品)
平成30年、奈良国立博物館によるX線CTスキャン調査により詳細な構造が明らかになったことに加え、像内脛周辺位置に丸めた紙のようなもの、大腿部付近に紙を細長く畳み折り曲げたようなもの、さらにその上部に長約4センチ、幅約0.6センチの木片が納入されることが確認された。なお、本像は過去に解体された形跡が認められないことから、納入品が造像当初のものであることも知られる。