大洲藩領絵図
おおずはんりょうえず
概要
大洲藩領と新谷藩領の村々が描かれた絵図。村の名前を書き込んだ小判型の村形の色が、大洲藩領(橙色)と新谷藩領(朱色)とで分けられており、郡の境には銀色の境界線が引かれ、郡ごとに大洲藩領の村数・石高が記されている。また、山間部と平野部が色分けされており、村の立地状況が分かるほか、街道・川・一里塚・蔵屋敷・番所なども描き込まれている。本資料は、大洲藩10代藩主加藤泰済の命により、家臣の東寛治が2代藩主泰興の時代の原図をもとに、その後の変更点も加味して作成したものである。