紺紙金字 妙法蓮華経 方便品第二 断簡 こんしきんじ みょうほうれんげきょう ほうべんほんだいに だんかん

 / 平安 / 日本 

日本
平安時代/1130-1140年頃
紺紙金字
26.3×50.7cm
1
広島県廿日市市大野亀ヶ岡701
海の見える杜美術館

 本経巻は、藤原清衡・基衡・秀衡の三代が中尊寺に奉納した、広義にいう中尊寺経のうち、基衡が父清衡の成仏を願って法華経千部奉納を発願した紺紙金字法華経の断簡である。奥書に「奉為先孝藤原清衡成仏得道奉書写」 として「弟子藤原基衡」と記した写経も残っている。
 天正十九年(一五九一)に陸奥攻めを行った豊臣秀次が、浅野長政に命じて中尊寺から大半の経典を持ち去り、高野山に与えたが、移送中に多く巷間に流布したと言われている。現在高野山金剛峰寺に約四三〇〇巻(国宝)が伝来している。(『名筆へのいざない―深遠なる書の世界―』海の見える杜美術館2012 解説より)

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