唐物象牙彫八仙筆
からものぞうげちょうはっせんひつ
概要
道教で尊ばれる存在として仙人がある。なかでも日本の「七福神」のように親しまれてきたのが「八仙」である。漢時代から唐時代に生まれたとされる八人の仙人は様々な逸話を持ち、不老長生の象徴として敬われ、漢詩や絵画、演劇として表現されてきた。本筆は、細い象牙の筆管に、抑揚の少ない線で八仙を彫り出している。なお、本筆とほとんど同じ筆が北京故宮博物院と安徽省博物館に所蔵されており、宮中や上流階級で愛された筆と知られる。
からものぞうげちょうはっせんひつ
道教で尊ばれる存在として仙人がある。なかでも日本の「七福神」のように親しまれてきたのが「八仙」である。漢時代から唐時代に生まれたとされる八人の仙人は様々な逸話を持ち、不老長生の象徴として敬われ、漢詩や絵画、演劇として表現されてきた。本筆は、細い象牙の筆管に、抑揚の少ない線で八仙を彫り出している。なお、本筆とほとんど同じ筆が北京故宮博物院と安徽省博物館に所蔵されており、宮中や上流階級で愛された筆と知られる。
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