平安時代後期
青銅
面径9.6~13.0㎝
1面
昭和23年4月27日重要美術品
来歴:1982神戸市立博物館
参考文献:
・神戸市立博物館『まじわる文化 つなぐ歴史 むすぶ美―神戸市立博物館名品撰―』図録 2019
・神戸市立博物館特別展『コレクションの精華』図録 2008
・池田毅「和鑑にみえるもの-神戸市立博物館所蔵の中世和鏡の検討」(『神戸市立博物館研究紀要』第22号) 2006
・森田稔「石峯寺経塚遺物の再検討」(『神戸市立博物館研究紀要』第8号) 1991
重要美術品
瑞花鴛鴦(えんおう)八稜(りょう)鏡は、8箇所の稜を持つ銅鏡で、鋳上がりは良好です。
外面の内圏には、吉兆の文様である瑞花唐草文と鴛鴦(おしどり)の文様が鈕(ちゅう)を中心に点対称に配され、足を鈕側に向け、左後ろに振り返る構図となっており、外圏には簡素化された唐草を鋳出しています。
【中世の神戸】