江里天満宮石造多宝塔
えりてんまんぐうせきぞうたほうとう
概要
江里天満宮石造多宝塔
えりてんまんぐうせきぞうたほうとう
佐賀県
鎌倉時代/1234
多宝塔は凝灰岩製で、相輪及び屋根部分が失われて塔身のみとなり、基礎は別石である。
塔身には、浅い蓮華形の仏龕(高さ27㎝、幅20㎝前後)と、蓮の台座に坐した四方仏(蓮台含め像高20㎝前後)が刻まれている。また塔身の肩部、仏龕の上部左右に薬研彫りの種字8文字が刻まれている。
〈塔身部〉
総高 57.0㎝
頚部を除く身部高 46.0cm
肩部最大径 48.0㎝
〈仏像像高(蓮台含)〉
大日如来坐像 19.5cm
釈迦如来坐像 20.0cm
阿弥陀如来坐像 20.0cm
薬師如来坐像 20.0cm
1基
佐賀市鍋島町大字森田2273
佐賀市指定
指定年月日:20190107
江里桜自治会
有形文化財(美術工芸品)
江里天満宮境内南西隅にあるが、原位置は不明。