織田信長像 おだのぶながぞう

日本画 / 安土・桃山 

古溪宗陳賛
桃山時代、天正11年/1583年
絹本著色
73.3×36.8cm
1幅
落款・印章:なし

賛:古溪宗陳「捴見院殿贈大相國一品㤗巖大居士肖像/厳冷吹霜面目真/金枝永茂萬年春/心髙出日月之上/天地何容箇一人/咦/天正十一年歳矣癸未仲夏上浣日/前住大徳現住捴見古溪老拙賛」「古溪」(朱文壺印)

来歴:摠見寺住、織田宗敦→1935池長孟→1951市立神戸美術館→1965市立南蛮美術館→1982神戸市立博物館

参考文献:
・神戸市立博物館『まじわる文化 つなぐ歴史 むすぶ美―神戸市立博物館名品撰―』図録 2019
・石沢俊「〈修理報告〉重要文化財 絹本著色織田信長像」(『神戸市立博物館研究紀要』第34号) 2018
・岐阜市歴史博物館『図録信長』 2012
・神戸市立博物館特別展『コレクションの精華』図録 2008
・京都国立博物館特別展覧会『狩野永徳』図録 2007
・神戸市立博物館編『南蛮美術セレクション』神戸市体育協会 1998
・神戸市立博物館特別展『南蛮見聞録』図録 1992
重要文化財

束帯姿で上畳に座する織田信長。右手に笏を持ち、左脇に腰刀を佩く。上部に記された大徳寺総見院初代住持・古溪宗陳(1532-97)の賛から、天正11年(1583)信長一周忌のために制作されたことが判明します。面長で大きな眼、立派な髭、端正な顔貌は在りし日の信長の姿を今に伝えるとともに、束帯姿は信長の神格化を示すものです。平成26-27年度に行われた解体修理で画面の汚れが除去されたことで、束帯に施されていた木瓜紋(織田家の家紋)が明瞭になりました。信長が安土城内に建てた摠見寺伝来品。

【南蛮美術】

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