菊に猫図 きくにねこず

日本画 / 江戸 

真村蘆江筆 (1755-1795)
まむらろこう
江戸時代/18世紀後期
絹本著色
125.4×42.5cm
1幅
落款:「崎陽蘆江写」

印章:「蘆江」(白文方印)「斐曕」(朱文方印)「興到筆随」(遊印、白文長方印)

来歴:1998神戸市立博物館

参考文献:
・九州国立博物館『トピック展示 視覚×革命 異国と出会った江戸絵画―神戸市立博物館名品展―』図録 2013
・神戸市立博物館特別展『コレクションの精華』図録 2008
・神戸市立博物館特別展『花と鳥たちのパラダイス』図録 1993

真村蘆江(1755-95)は長崎の人で、絵を熊斐に、続いて来舶清人の方西園から学びました。その数少ない遺作は方西園風の水墨・淡彩のものが大半で、本図のように沈南蘋・熊斐からの強い影響をうかがわせる濃彩画はまれにしか現存してしません。荒々しさが目立つ水墨作品とは対照的に、本図では抑制の効いた筆致と色彩で対象を精緻に描き込んでいます。なお、蘆江に学んだ絵師として、『長崎画人伝』を著した渡辺鶴洲(1778-1830)がいます。

【長崎ゆかりの近世絵画】

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