袈裟襷文銅鐸(神明遺跡出土)
けさだすきもんどうたく(しんめいいせきしゅつど)
概要
袈裟襷文銅鐸(神明遺跡出土)
けさだすきもんどうたく(しんめいいせきしゅつど)
岡山県
弥生
扁平鈕式古段階に相当する銅鐸で、身部の鰭近くに斜格子文が確認され、4つの方形区画の文様が認識されることから、四区袈裟襷文銅鐸と判断される。鈕には流水文が表現される。身部内面下部には内面突帯が巡るが、上面が使用により摩滅していることから、内部に舌を下げて鳴らした「聞く銅鐸」としての使用が分かる。
高さ31.6㎝、身部高23.6㎝、身部下半部長径16.5㎝、同短径11.2㎝、重さ1925g
1口
岡山市西花尻1325-3
岡山県指定
指定年月日:20200313
岡山県
有形文化財(美術工芸品)
神明遺跡の発掘調査により出土