銭弘俶八万四千塔
せんこうしゅくはちまんよんせんとう
概要
呉越【ごえつ】国の王・銭弘俶【せんこうしゅく】が、インドの阿育【あいく】王(アショーカ王)の八万四千塔造立【ぞうりゅう】の故事に倣【なら】って造立した小塔の一つです。塔身の側面には中央に仏龕形【ぶつがんがた】を設【もう】け、その内側に釈迦【しゃか】の前世の物語である本生図【ほんじょうず】を表しています。この銅塔は那智山出土品のほかにも、国内に数例が現存しています。
せんこうしゅくはちまんよんせんとう
呉越【ごえつ】国の王・銭弘俶【せんこうしゅく】が、インドの阿育【あいく】王(アショーカ王)の八万四千塔造立【ぞうりゅう】の故事に倣【なら】って造立した小塔の一つです。塔身の側面には中央に仏龕形【ぶつがんがた】を設【もう】け、その内側に釈迦【しゃか】の前世の物語である本生図【ほんじょうず】を表しています。この銅塔は那智山出土品のほかにも、国内に数例が現存しています。
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