文化遺産オンライン

広寒宮螺鈿合子

こうかんきゅうらでんごうす

概要

広寒宮螺鈿合子

こうかんきゅうらでんごうす

漆工 / / 中国

「汶源王肅恒畳」「鉄筆蕭震」銘

制作地:中国

元時代・14世紀

木製漆塗

高10.4 径32.5

1合

銘文:「汶源王肅恒畳」「鉄筆蕭震」

蓋表に、月世界にある広寒宮の情景を、螺鈿で表わしています。左上の貴婦人は月神の嫦娥(じょうが)、右下の貴人はその夫の羿(げい)と考えられます。中央の兎は不死の薬をつき、左下のヒキガエルは雲気を吐きます。楼閣の欄干に、小さな字で「汶源王肅恒畳」「鉄筆蕭震」という針書銘があります。

広寒宮螺鈿合子をもっと見る

「汶源王肅恒畳」「鉄筆蕭震」銘をもっと見る

東京国立博物館をもっと見る

キーワード

螺鈿 / / lacquer /

関連作品

チェックした関連作品の検索