銅三鈷鐃
どうさんこにょう
概要
仏教の法会【ほうえ】で鳴らされる仏具です。鈴部に口が開いており、振ると中の玉が触れて音が鳴ります。把手【はしゅ】の先端は密教法具【みっきょうほうぐ】の三鈷杵【さんこしょ】と似ていますが、その形状は9世紀初頭以降に日本にもたらされる体系化された密教(純密【じゅんみつ】)以前の古密教(雑密【ぞうみつ】)の形式を伝えていると考えられます。
どうさんこにょう
仏教の法会【ほうえ】で鳴らされる仏具です。鈴部に口が開いており、振ると中の玉が触れて音が鳴ります。把手【はしゅ】の先端は密教法具【みっきょうほうぐ】の三鈷杵【さんこしょ】と似ていますが、その形状は9世紀初頭以降に日本にもたらされる体系化された密教(純密【じゅんみつ】)以前の古密教(雑密【ぞうみつ】)の形式を伝えていると考えられます。
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