文化遺産オンライン

銅三鈷鐃

どうさんこにょう

概要

銅三鈷鐃

どうさんこにょう

金工 / 奈良 / 平安

奈良~平安時代・8~9世紀

銅製 鋳造

長24.5 鈷・把長16.7 鈷幅6.4 鈴身幅7.7 鈴身奥行7.9 

1口

仏教の法会【ほうえ】で鳴らされる仏具です。鈴部に口が開いており、振ると中の玉が触れて音が鳴ります。把手【はしゅ】の先端は密教法具【みっきょうほうぐ】の三鈷杵【さんこしょ】と似ていますが、その形状は9世紀初頭以降に日本にもたらされる体系化された密教(純密【じゅんみつ】)以前の古密教(雑密【ぞうみつ】)の形式を伝えていると考えられます。

銅三鈷鐃をもっと見る

東京国立博物館をもっと見る

キーワード

/ / 密教 / 鈴身

関連作品

チェックした関連作品の検索