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渡唐天神図

ととうてんじんず

概要

渡唐天神図

ととうてんじんず

絵画 / 室町

万里集九賛

室町時代・15~16世紀

紙本着色

本紙 縦82.4 横29.3

1幅

銘文:「南無大自在天神/三世為梅成主人/手把一枝酬法乳/扶桑不遠径山寺/梅花無尽蔵万里」 ; 「椿岩」 ; 「万里」 ; 「方外」

 天神が中国に渡り(渡唐)、禅の名僧、無準師範【ぶじゅんしはん】に禅を学んだという説話が、室町時代の禅僧の間に流行し、数多くの渡唐天神が描かれた。本図は道服【どうぶく】を着て、手に梅枝を持つ典型的な図様である。万里集九は漢詩文を得意とした禅僧として著名である。(救仁郷氏執筆)

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キーワード

天神 / / ととう / てんじる

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