渡唐天神像
ととうてんじんぞう
作品概要
画面上半分に『菅神入宋授衣記』(『群書類従』第2輯)中の天神の神詠歌をもとにし(詠歌は末尾が「梅の一枝」)、画面下半分には、梅の一枝を捧げ持って画面向かって左へ体を振った立ち姿の渡唐天神像を文字絵で表わす。天神の顔と梅のみ細い線で描き、冠や着衣は「南無天満大自在天神」の名号からなる。白隠慧鶴は同種の「渡唐天神像」を制作しており、本図も白隠の文字絵による渡唐天神像の典型作と位置づけられる。
ととうてんじんぞう
画面上半分に『菅神入宋授衣記』(『群書類従』第2輯)中の天神の神詠歌をもとにし(詠歌は末尾が「梅の一枝」)、画面下半分には、梅の一枝を捧げ持って画面向かって左へ体を振った立ち姿の渡唐天神像を文字絵で表わす。天神の顔と梅のみ細い線で描き、冠や着衣は「南無天満大自在天神」の名号からなる。白隠慧鶴は同種の「渡唐天神像」を制作しており、本図も白隠の文字絵による渡唐天神像の典型作と位置づけられる。
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