渡唐天神図
ととうてんじんず
概要
学問の神・菅原道真(天神)と同氏が好んだ梅をあしらった作品。渡唐天神図は15世紀以降、禅宗寺院でさかんに制作されたが、本図は頭部と上半身が下半身より大きく、背景の無い所など初期定型のものと思われる。円覚光室の賛詩は鎌倉五山の禅林文化における天神信仰で、「春風五百年」が道真没後500年を意味するとすれば、1400年前後の作と考えることができる。
ととうてんじんず
学問の神・菅原道真(天神)と同氏が好んだ梅をあしらった作品。渡唐天神図は15世紀以降、禅宗寺院でさかんに制作されたが、本図は頭部と上半身が下半身より大きく、背景の無い所など初期定型のものと思われる。円覚光室の賛詩は鎌倉五山の禅林文化における天神信仰で、「春風五百年」が道真没後500年を意味するとすれば、1400年前後の作と考えることができる。
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