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松梅孤鶴図

しょうばいこかくず

作品概要

松梅孤鶴図

しょうばいこかくず

絵画 / 江戸

伊藤若冲筆

江戸時代・18世紀

紙本着色

136.5×60.9

1幅

逆さにした卵からまっすぐな足が生えているような姿の鶴。背を丸めた体から、頭がわずかにのぞいています。鶴は、どこに立っているのでしょうか。鶴の足のした、右下から左上に向かって斜めに伸びているのは、松の幹です。樹皮はタコの吸盤のよう。松葉は、毛の割れた筆先を勢いよくはらったように描かれています。よく見ると、墨の色に濃淡があり、淡い墨の上に濃い墨と、2回重ねて描いたのでしょうか。鶴の足元からは、ほっそりとした白梅が枝を伸ばしています。黄色いしべの連なりが、輪っかのように描かれており、鮮やかです。
水墨を基調としていますが、よく見ると梅をはじめ、鶴の頭や眼、松の幹など、要所要所に色が使われており、小さい面積ながらもアクセントになっています。
作者は江戸時代中期の画家、伊藤若冲(いとうじゃくちゅう)。若冲は京都・大雲院に伝わる中国・明時代の絵画からヒントを得て描いたといわれていますが、その独特過ぎるアレンジにより、かなり趣の異なった作品になっています。

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キーワード

若冲 / / 描く /

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