阿弥陀・不動・毘沙門像懸仏 アミダ・フドウ・ビシャモンゾウカケボトケ

考古資料 

径:47.7cm
1面

檜板上に銅板を貼った円形鏡板面を圏線で内外区にわけ、内区中央に銅板打ち出しの阿弥陀三尊を配す。三尊とも天蓋をつけ、そこに瓔珞がつく。花瓶が左右に配され、前机に香炉と六器がおかれ、像の下には蓮池を表わす。外区には吹寄せ式に飾り鋲がつけられその間に三鈷杵をおく。周縁には広幅の覆輪をめぐらし、大形の獅噛座がつく。このように、本品は室町時代通例の形式をとるが、その先駆をなす作品として貴重であり、懸仏のなかでも作行が良く、裏面の墨書によって、奉納の背景が明らかであることも注目される。(裏面墨書)奉懸」三所権現熊野証誠殿御正体 右為天下太平山内安穏寺中静謐」興隆仏法心中善願成就也仍所修若斯」康暦二年庚申十二月七日願主千行」大工坂上末光」

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