近江八景蒔絵行厨
オウミハッケイマキエコウチュウ
概要
近江八景蒔絵行厨
オウミハッケイマキエコウチュウ
江戸時代 後期 ・18世紀
縦14.7cm:横26.6cm:高 24.8cm
1具
指物造の四角い容器を酒で満たし、ご馳走とともに持ち運ぶ弁当箱。近江八景は、中国の瀟湘八景に倣い、桃山時代に現在の琵琶湖まわりの名所を選んだものである。本品では、徳利の天板に比良暮雪、側面に堅田落雁や矢橋帰帆、重箱の蓋に唐崎夜雨、側面に三井晩鐘と石山秋月、下段の箱に瀬田夕照と粟津晴嵐が描かれている。