漁楽図 ギョラクズ

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絵画 

縦:149.5cm 横:53.8cm
1幅
重要文化財

本図の主題は漁に興じる人々を描くところにあるが、その漁の様子は山水の景観のなかに溶けこんでしまって、ほとんど目立たない。近世南画の巨撃たる池大雅(1723-1776)の興味は、あくまで、画面下方から蛇行しつつ上昇していく自然の景観の描写の方により多く注がれている。本図が観る人を瞠目させるのは、純粋の水墨画でありながらも、豊饒な色彩を感じさせる点である。細やかな神経の張りめぐらされた筆法の変化と墨色の濃淡が、そうした錯覚を生みだす要因であろう。大雅40歳頃の作。

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