楓蒔絵皷箱
カエデマキエツヅミバコ
作品概要
小鼓をしまっておくための箱。江戸時代中期の絵師、尾形光琳(おがたこうりん)の琳をとって琳派(りんぱ)と呼ばれる装飾的な絵画様式に則り、楓を描く。墨の滲みを金銀の研出蒔絵(とぎだしまきえ)で再現しているのがおもしろい。本品は、大正時代(一九一二~二五)頃の琳派ブームの折りに作られたものだろう。内側には白地の金襴を張り、底裏は梨地(なしじ)とする豪華な作りである。
カエデマキエツヅミバコ
小鼓をしまっておくための箱。江戸時代中期の絵師、尾形光琳(おがたこうりん)の琳をとって琳派(りんぱ)と呼ばれる装飾的な絵画様式に則り、楓を描く。墨の滲みを金銀の研出蒔絵(とぎだしまきえ)で再現しているのがおもしろい。本品は、大正時代(一九一二~二五)頃の琳派ブームの折りに作られたものだろう。内側には白地の金襴を張り、底裏は梨地(なしじ)とする豪華な作りである。
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