『まつばらいろはかるた』絵札「来迎寺 藩主の墓地や 大いぶき」
『まつばらいろはかるた』えふだ「らいごうじ はんしゅのぼちや おおいぶき」
概要
松原市の市制施行60周年を記念して発行された『まつばらいろはかるた』の47枚ある絵札のうち「ら」の札。
来迎寺は、丹南にあり、融通念仏宗である。本尊は阿弥陀如来。天平3年(731)、僧行基が毘沙門天を祀ったのが始まりであると伝える。鳥羽天皇の勅願により融通念仏宗となったが、正和年間(1312~16)に荒廃したため、平野(大阪市)の大念仏寺の法明上人が美原の菅生天神より阿弥陀如来を安置してから、来迎寺と称された。丹南藩主高木家の菩提寺でもあり、境内のいぶきは大阪府の天然記念物に指定されている。