『まつばらいろはかるた』絵札「願いごと かなえてほしき 天神様」
『まつばらいろはかるた』えふだ「ねがいごと かなえてほしき てんじんさま」
概要
松原市の市制施行60周年を記念して発行された『まつばらいろはかるた』の47枚ある絵札のうち「ね」の札。
屯倉神社の創建は、天慶5年(942)菅原道真を祀ったのが初めという。道真は、のち天神として筆徳の神とされた。また、屯倉とは、天皇に直属する屯田(ミタ)から収穫した物を貯える倉のことである。三宅地方は、米倉として朝廷の直轄地になっていたらしく、屯倉が置かれたと考えられる。この屯倉から、三宅の名称が起ったと伝える。境内に、道真が腰かけて休憩したという神形石と呼ばれる巨石がある。