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きぬたまきえすずりばこ
砧蒔絵硯箱
漆工 / 室町
室町時代・15世紀
1合
重要文化財
蓋表から蓋裏にかけて、秋の野に置かれた枕、板葺きの家の中で砧を打つ男女の姿などを描く。秋草や家屋、人物は、描割【かきわり】を駆使して精細に描き込まれている。画中の「しられ」「ぬる」の文字と合わせて、『千載和歌集』巻5の俊盛法師の歌「衣うつ音をきくにぞ知られぬる 里遠からぬ草枕とは」を表わしている。
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キーワード
硯箱 / 蓋 / 蒔絵 / すずり
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