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菊蒔絵硯箱

きくまきえすずりばこ

概要

菊蒔絵硯箱

きくまきえすずりばこ

漆工 / 室町

室町時代・16世紀

木製漆塗

縦21.9 横20.4 高4.4

1口

元来は被蓋造の箱であったが、蓋を失っている。ただし硯・水滴の左右に懸子を収める形式や、蒔絵の文様・技法が室町時代の硯箱の典型を示しており、貴重である。懸子には研出蒔絵で菊の折枝が表わされており、おそらく蓋には菊に籬や流水を配した図柄が描かれていたのだろう。
かぶせぶたづくり かけご とぎだし まがき

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キーワード

硯箱 / / 蒔絵 / 懸子

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