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織部洲浜形手鉢

おりべすはまがたてばち

作品概要

織部洲浜形手鉢

おりべすはまがたてばち

陶磁 / 江戸

美濃

江戸時代・17世紀

陶製

高17.7 長径24.5 短径22.0

1口

 この作品は、持ち手のついた大ぶりの織部焼(おりべやき)の鉢です。人数分の料理を盛って、みんなで取り分けていただくためのものでしょう。おもに、茶の湯の席で使われました。
 真上から見ると、ずいぶん変わった形です。ミッキーマウスの顔をひっくり返したようにも見えますが、実は、入江と浜を表した「州浜」(すはま)とよばれる伝統的な意匠です。
 持ち手のかかる部分を境に、片方は白い土、もう一方は赤い土で作られています。白い土には緑の釉薬(うわぐすり)をかけ、赤い土には白い土で羽や幾何学文様を描いています。
 織部焼は、安土桃山時代末期から江戸時代に現在の岐阜県・美濃地方で生産された陶器です。この器のような濃い緑の釉薬、自由なかたちと文様がその特徴といえます。
 織部の名は、千利休の弟子であった大名茶人、古田織部(ふるたおりべ)によるものですが、織部その人と直接的な関係を示す資料が残っているわけではありません。「ひょうげもの」織部がいかにも好みそうだと、後世につけられたものでしょう。
 さて、あなたならどんな料理を盛り付けますか?

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キーワード

織部 / 美濃 / Oribe /

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