州浜牡丹蝶鳥鏡
スハマボタンチョウチョウキョウ
概要
本鏡と牡丹の花・葉、双鳥など細部表現の特徴が全く同じで、同一工人の手になる鏡が鹿児島県新田神社に伝来する(広瀬都巽1938)。同鏡は「左衛門尉友俊 永仁二年(1294)三月十八日 施入之」の針書銘があり、鳥の羽根などの鋭い箆押しから見て、伝世を考慮しても十三世紀後葉の年代はほぼ動かない。本鏡も同時期の製作であろう。
スハマボタンチョウチョウキョウ
本鏡と牡丹の花・葉、双鳥など細部表現の特徴が全く同じで、同一工人の手になる鏡が鹿児島県新田神社に伝来する(広瀬都巽1938)。同鏡は「左衛門尉友俊 永仁二年(1294)三月十八日 施入之」の針書銘があり、鳥の羽根などの鋭い箆押しから見て、伝世を考慮しても十三世紀後葉の年代はほぼ動かない。本鏡も同時期の製作であろう。
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