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獅噛環頭柄頭・柄頭筒金具

しがみかんとうつかがしら・つかがしらつつかなぐ

概要

獅噛環頭柄頭・柄頭筒金具

しがみかんとうつかがしら・つかがしらつつかなぐ

考古資料

出土地:伝奈良県奈良市(旧大和国添上郡佐保村)

古墳時代後期 6世紀

鍍金青銅(茎のみ鉄)

柄頭:縦4.2 横5.4 最大厚1.5 柄頭筒金具:長5.6 径3.2×1.6

1組

 もとは装飾大刀の柄の先端部分に装着した環頭柄頭と、環頭柄頭に接して柄を取り囲んだ柄頭筒金具であり、現状では遊離している。柄頭の外環は横長の楕円形を呈し、そのなかに獣面(鬼面)形の中心飾を配する。柄頭の下縁に大刀の茎の破断面が見える。
 柄頭筒金具は厚さ1ミリ未満の薄板を楕円形に巻いて鍛接した造りをもつ。文様はない。柄頭筒金具のなかには基部で折れた鉄製の茎が残存する。茎は楔形を呈する。下縁は弓なりに弧を描く。末端附近の中央を目釘孔が貫通している。

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キーワード

柄頭 / 大刀 / / かんとう

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