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秋山好古旧蔵・将校行李

あきやまよしふるきゅうぞう・しょうこうこうり

概要

秋山好古旧蔵・将校行李

あきやまよしふるきゅうぞう・しょうこうこうり

その他

明治

収納用具

72㎝×36㎝×25㎝

1点

愛媛県松山市上野町甲650

愛媛県生涯学習センター(愛媛人物博物館)所蔵

愛媛県生涯学習センター

秋山好古は、「我が国騎兵の父」と称された旧日本陸軍の軍人で、日露戦争では、世界最強といわれたコサック騎兵を相手に奮戦し、奉天会戦などで勝利に導いた。
本資料は、秋山好古旧蔵の将校行李で、日露戦争の際に使用したもの。将校行李とは、将校(正規の軍事教育を受けた少尉以上の軍人)が個人的な荷物を運搬するための荷造り用の箱のこと。小説『坂の上の雲』には、日清戦争終結後、秋山好古が帰国したときに、行李の中に詰まった給与袋の束を部下の凱旋祝いのために全部渡してしまったというエピソードがあるが、好古の人間の大きさがうかがえる。

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キーワード

秋山 / 愛媛 / 松山 / 好古

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