文化遺産オンライン

錦絵「日向国 三国峠進撃之図」

にしきえ「ひゅうがのくに みくにとうげしんげきのず」

概要

錦絵「日向国 三国峠進撃之図」

にしきえ「ひゅうがのくに みくにとうげしんげきのず」

木版画 / 明治 / 大分県

明治時代

木版多色刷り

縦36.5×横73.5cm

3枚1組

大分県豊後大野市三重町と、同佐伯市宇目町との間にある三国峠での西南戦争の戦いを描いた錦絵。「明治十年西南騒擾襍記」によれば、峠の周囲には17、8ヶ所の薩軍の砦があり、6月17日の政府軍の夜襲によって砦は激戦のすえに破られ、薩軍は宇目へと逃れたとある。本図、同峠で起きたこの攻防戦を題材に描かれたものとみられる。表題には「日向国」とあるが、同国には「三国峠」はなく、“豊後国”の誤りであろう。

錦絵「日向国 三国峠進撃之図」をもっと見る

大分市歴史資料館をもっと見る

キーワード

/ 戦争 / 政府 / 錦絵

関連作品

チェックした関連作品の検索