考古資料 / 奈良県 

中国・晩商二期 紀元前15~紀元前11世紀
粗線饕餐紋
高49.1 口径12.7
1個

 斝(か)は二里頭期・商代前期・商代後期を通じて重要視された彝器(いき)の一つで、酒を温めるための器である。斝は、王墓や重要な貴族などの墓から出土する程度で、貴重なものであった。この斝は商代後期の古い型式で、平面的な粗線饕餮文(そせんとうてつもん)を二段に飾っている。上段の饕餮は「几(き)」字形の角を持ち、下段は羊角を持っている。大型でかなりの有力者の墓から出土したものと思われる。商代後期も半ばを過ぎると斝はあまり作られなくなり、西周期には消えてしまう。

坂本コレクション 中国古代青銅器. 奈良国立博物館, 2002, p.28, no.75.

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