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能面 若紫女(折紙添)

のうめん わかむらさき(おりがみそえ)

概要

能面 若紫女(折紙添)

のうめん わかむらさき(おりがみそえ)

彫刻 / 木像 / 江戸 / 日本 / 九州 / 佐賀県

(折紙)享保18年/(折紙)1733年

木製 彩色

面長21.4cm 面巾13.6cm 面奥6.6cm

1面

佐賀県佐賀市松原2丁目5-22

公益財団法人鍋島報效会

源氏の君がまだあどけない紫上の表情に、慕わしい俤をみいだす。「若紫」はその出会いを記す巻名。その名を持つこの面は、幼さの残る紫上の面差しを写そうとしたものであろうか。面裏右頬には金漆で「天下一人作者 出目法眼若狭大掾入道 従五位下」左頬には「小山氏藤原政長(花押)藤原壽満(花押)」とある。そして面裏中央には「天下 写顔 八面 若紫女」と書かれ、「春日野の若紫の摺衣しのふのみたれかきり知られす」と記される。また、壽満の筆跡による折紙が二種。一種は証文、もう一種は伝来が記されている。

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キーワード

佐賀 / / 出目 / 若紫

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