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金銀鍍龍首水瓶〈/(法隆寺献納)〉

きんぎんとりゅうしゅすいびょう

概要

金銀鍍龍首水瓶〈/(法隆寺献納)〉

きんぎんとりゅうしゅすいびょう

工芸品 / / 関東 / 東京都

東京都

総高49.8 胴径18.5 頭径3.1 底径11.3 (㎝)  重量3.41kg

1口

東京国立博物館 東京都台東区上野公園13-9

重文指定年月日:19580208
国宝指定年月日:19640526
登録年月日:

独立行政法人国立文化財機構

国宝・重要文化財(美術品)

明治11年法隆寺から皇室に献納された宝物類(法隆寺献納御物の名で親しまれ、正倉院の宝物と並び称されている)の中に含まれているものである。
 大形の水瓶で、蓋と口は竜の首を、そして把手は竜身をかたどり、ゆたかに下方にふくらんだ胴部には、向かい合って足掻く翼馬を前後一組ずつ線刻する。また竜の眼に緑の吹玉を入れるなど、意匠にすぐれ、技法も精妙をきわめ、かつその形姿も秀でて、まさに水瓶中の王者といいうる傑作である。

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