唐銅取手龍鳳覆雲透鈕有香炉
からかねとってりゅうほうおおいくもすかしちゅうありこうろ
概要
中国古代青銅器の簋の姿に似た香炉で、肩から胴裾にかけて龍を象った大きな耳をつけ、独楽形の鈕をつけた覆い蓋には瑞雲を透かし彫りする。胴上部は渦文を魚子打であらわし、下部には形式化した葉文や雲文を線刻であらわす。弘化3年(1846)8月、10代佐賀藩主鍋島直正の別邸として佐賀城下郊外に神野御茶屋が落成した際に、床飾りとして用いるために御道具方より借用した御道具のうちのひとつ。
からかねとってりゅうほうおおいくもすかしちゅうありこうろ
中国古代青銅器の簋の姿に似た香炉で、肩から胴裾にかけて龍を象った大きな耳をつけ、独楽形の鈕をつけた覆い蓋には瑞雲を透かし彫りする。胴上部は渦文を魚子打であらわし、下部には形式化した葉文や雲文を線刻であらわす。弘化3年(1846)8月、10代佐賀藩主鍋島直正の別邸として佐賀城下郊外に神野御茶屋が落成した際に、床飾りとして用いるために御道具方より借用した御道具のうちのひとつ。
文化庁 〒602-8959 京都府京都市上京区下長者町通新町西入藪之内町85番4 メール:online@mext.go.jp
共同運営NII Powered by GETA (C) The Agency for Cultural Affairs