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丸木橋図三所物 無銘 祐乗

まるきばしずみところもの

作品概要

丸木橋図三所物 無銘 祐乗

まるきばしずみところもの

金工 / 工芸品 / 室町 / 日本

室町/15世紀

目貫長4.0 笄長21.0 小柄長9.6

一具

 三所物とは小柄、笄、目貫三点の総称である。これらは同文様、同一作者であることを原則としている。江戸時代には刀剣装具について厳しい格式があって、小柄、笄をつける身分の武士は、上級の者に限られていた。加えて大名家や旗本の正式の拵には、必ず後藤家で製作された金具を用いるのが慣例とされた。後藤家は、足利将軍家をはじめ、徳川将軍家に代々仕え、不動の地位を築き上げた。徳川美術館には初代祐乗から十五代真乗に至る代々の作が揃っている。丸木橋図三所物は、流水のくくりに初期後藤家の特徴がみられ、丸木橋の重厚な彫、および文様の構成から推定して、伝承の通り後藤祐乗の作と思われる。彫は赤銅の地に波文が肉彫、丸木橋が高彫である。家康愛蔵品の一つ。

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