罍
らい
概要
両肩に両耳(りょうじ)(把手)を持ち、さらに下方に器を傾ける時に引き上げるための環を持つ罍(らい)は酒甕として実用性を重視して作られたものである。したがって、商から西周期にかけての青銅器の中でも大型であるのに、文様が単純である。当コレクション中の罍はその一例で、ほぼ全体が無文に作られ、日月の象徴ともいわれる囧文(めいもん)を肩に並べるのみである。
坂本コレクション 中国古代青銅器. 奈良国立博物館, 2002, p.35, no.83.
らい
両肩に両耳(りょうじ)(把手)を持ち、さらに下方に器を傾ける時に引き上げるための環を持つ罍(らい)は酒甕として実用性を重視して作られたものである。したがって、商から西周期にかけての青銅器の中でも大型であるのに、文様が単純である。当コレクション中の罍はその一例で、ほぼ全体が無文に作られ、日月の象徴ともいわれる囧文(めいもん)を肩に並べるのみである。
坂本コレクション 中国古代青銅器. 奈良国立博物館, 2002, p.35, no.83.
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