木造聖徳太子立像
もくぞうしょうとくたいしりつぞう
作品概要
孝養太子像と呼ばれるもので頭髪を美豆良(但し後補)に結い,袍の上に袈裟をつけ両手で柄香炉(後補) を捧げる立姿で,父用明天皇の病気平癒を祈る16歳の太子をあらわしたものである。目をやや吊り上げ,頬の肉付けも豊かであり,衣文表現も巧みで室町前半の制作と考えられる。同寺所蔵の県指定有形文化財「絹本著色聖徳太子絵伝」とほぼ同時期であろう。貴重な作品である。
もくぞうしょうとくたいしりつぞう
孝養太子像と呼ばれるもので頭髪を美豆良(但し後補)に結い,袍の上に袈裟をつけ両手で柄香炉(後補) を捧げる立姿で,父用明天皇の病気平癒を祈る16歳の太子をあらわしたものである。目をやや吊り上げ,頬の肉付けも豊かであり,衣文表現も巧みで室町前半の制作と考えられる。同寺所蔵の県指定有形文化財「絹本著色聖徳太子絵伝」とほぼ同時期であろう。貴重な作品である。
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