竹の落葉 たけのおちば

江戸 / 日本 

日本
江戸時代前期/17-18世紀
紙本墨書
39.8×1237.5㎝
24
広島県廿日市市大野亀ヶ岡701

 美麗な金欄表紙の一巻で、仮名消息二十四通を収める。筆者は江戸前期宮廷の親王・皇女など二十二人、内訳は親王七人、皇女・女王十一人、後西天皇御母匣殿御局(藤原隆子)と有栖川宮兵部卿幸仁親王御母東三条局(藤原共子)、大納言・中納言と記した各一人である。書式は竪紙・巻紙ともに女房奉書風の散らし書きで、返し書きの細字は特に難読である。桂離宮建立で著名な智仁親王を筆頭に、何れも霊鑑寺など尼門跡寺院に宛て、また皇女なども尼門跡に入寺の方々ばかりに限られている。内容は御無沙汰、御機嫌伺いや進物の御礼など日常の挨拶や歌書、和歌のやりとりなど文芸の生活様相が想像され、流麗な仮名書きの筆致が美しい。
(『名筆へのいざない―深遠なる書の世界―』海の見える杜美術館2012 解説より)

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