御和歌二首懐紙 「晴夜月」 おんわかにしゅかいし はれるよのつき

 / 江戸 / 日本 

有栖川宮 織仁親王 (1754-1820)
ありすがわのみ やおりひとしんのう
日本
江戸時代中期/18世紀末19世紀初
紙本墨書
19.5×51.6cm
1
広島県廿日市市大野亀ヶ岡10701
海の見える杜美術館

 「御内会」とあるから正式の宮中和歌会ではない時の二首懐紙で、しかも同筆で推敲の傍書きがあるから草稿であろう。淀みなく美しい書品がある。
 後桜町院より和歌手仁遠波口伝を伝授されたことや、九条尚実から書道を学んだことなど伝承されるが、詳細は不明。十七歳にして有栖川宮第六代当主となって以降の姿も杳として知れないが、多子に恵まれ、有栖川宮七代韶仁親王、織子女王(広島藩主・浅野斉賢正室)、幸子女王(長州藩主・毛利斉房正室)、喬子女王(十二代将軍・徳川家慶正室)、吉子女王(徳川斉昭正室。十五代将軍徳川慶喜の生母)など、のちの日本史で重要な役割を果たす人物につながっている。
(『名筆へのいざない―深遠なる書の世界―』海の見える杜美術館2012 解説より)

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