長胴太鼓
ながどうたいこ
概要
長胴太鼓
ながどうたいこ
岩手県
鎌倉後期~南北朝初期
ケヤキと思われる木材を刳り抜き、牛革を張って鋲留めをしている。鼓面径は約75cmあるので二尺半長胴太鼓ということになる。胴は現状では朱漆塗りで、横に無数の筋目が走る。革を筋違い2列に鉄製笠鋲で留めた部分は、黒漆塗りとする。吊環は1カ所、鉄製四花形環座に切子環台が付き、鉄製円環が通されている。胴の割裂部分を各所内外から鉄かすがいで留めてある。内部は手斧で削ったままの仕上げ方がみられる。
面径74.5~76cm、胴長80cm
1張
岩手県二戸市浄法寺町御山久保33
岩手県指定
指定年月日:20140422
宗教法人天台寺
有形文化財(美術工芸品)
天台寺に伝来