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東海道五拾三次之内 39 岡崎《矢矧之橋》

とうかいどうごじゅうさんつぎのうち 39 おかざき やはぎのはし

概要

東海道五拾三次之内 39 岡崎《矢矧之橋》

とうかいどうごじゅうさんつぎのうち 39 おかざき やはぎのはし

木版画

歌川広重  (1797-1858)

うたがわひろしげ

日本

天保4-5年(1833-34)

木版多色刷

22.6×34.4cm

1

家康生誕の地、岡崎の矢矧川に架けられた矢作橋は、「天下請負」、すなわち幕府によって架けられた東海道一の大橋であった。『東海道名所図会』には「長さ二百八間(約370メートル)高欄頭巾金物(擬宝珠のこと)、橋杭七十柱、東海第一の長橋なり」とある。広重は、この大橋に大名行列の一行をずらりと並ばせ、ひときわその長さを強調したのであろう。橋の向こう、対岸に見える天守閣が家康生誕の岡崎城である。

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