鍋島栄子宛て黒田義俊書状 なべしまながこあてくろだよしとししょじょう

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大正 

黒田義俊
くろだよしとし
大正12年12月6日/1923年
紙本墨書・罫紙ペン書き
(封筒)縦23.4cm 横9.6cm (本紙)縦18.4cm 横112.8cm
1通
佐賀県佐賀市松原2丁目5-22
公益財団法人鍋島報效会

日本赤十字社篤志看護婦人会主事の黒田義俊が会長鍋島栄子(ながこ)に宛てた業務報告と伺い。時期は大正12年(1923)9月1日に起きた関東大震災の直後にあたる。貞明皇后が11月30日に深川臨時病院(岩崎公園内)や京橋臨時病院(築地本願寺構内)に行啓され、副会長本野久子(佐賀出身の子爵本野一郎夫人)・宇佐美徳子らが奉迎・随行したこと。各支会から衣類約4万点と慰問袋約四万点の救援物資が寄贈され、各病院・救護所に配布したことなどが報告されている。
関東大震災により永田町の鍋島邸西洋館は崩壊。こののち鍋島本邸は渋谷松涛に移るが、本書封筒の宛先が「市外中渋谷七六一番地 男爵鍋島直明邸 鍋島栄子閣下」とされていることから、震災から約3ヵ月後にあたるこの時期は鍋島直明邸に仮住まいしていたことがわかる。鍋島直明は旧佐賀藩親類のひとつ白石(しらいし)鍋島家の当主である。自邸の全壊という被災にもかかわらず、会長として震災救護に伴う業務を続けていた状況を知ることができる。

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