注口付き壺型土器
ちゅうこうつきつぼがたどき
概要
注口付き壺型土器
ちゅうこうつきつぼがたどき
埼玉県
縄文/BC2500
縄文時代中期後半(約4,500年前)の所産で、加曽利EⅡ式土器に比定される。口縁部は、やや外傾し、口唇部に地文を施し、直下に断面台形の鍔を巡らしており、有孔鍔付土器にも似ている。主文様は上半部に施す。撚糸地文を施文後、平行沈線(半裁竹管内面)で描いている。下半部から底部にかけては無文で、丁寧な磨きを施している。
器高22.7㎝(注口部高さ20.7㎝)、口径14.3㎝、最大径22.0㎝、底径7.7㎝、器厚0.7~1.6㎝。
1個
埼玉県狭山市稲荷山1-23-1
狭山市指定
指定年月日:20190701
狭山市 狭山市長
有形文化財(美術工芸品)
稲荷上遺跡第6次発掘調査で出土。