葡萄図 ぶどうず

江戸 

宋紫石
そうしせきひつ
江戸時代、18世紀後期/江戸時代、18世紀後期
絹本著色
98.8×36.3
1幅
落款:「宋紫石写」
印章:「紫石」(白文方印)「君赫」(朱文方印)「石鄰華伴」(遊印、白文長方印)

背景に部分的に藍墨を刷いたなかで、折枝画風に葡萄が描かれています。背景の明暗、墨のにじみで濃淡をつけた葉、色の濃淡とハイライトの胡粉を付けた実と、月光の下でたわわと実る葡萄を巧みに表現しています。とりわけ、葡萄の実の質感と量感は瞠目すべきものです。ゆるやかに画面を交錯する枝振りは、下方へと伸びる蔦で構図を引き締めています。宋紫石ならではの端正さ、瀟洒さをそなえた優品です。

【名品2019】【長崎ゆかりの近世絵画】

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