蒔絵南蛮人図文箱 まきえなんばんじんずふみすづりばこ

漆工 / 安土・桃山 

製作者不詳
桃山時代~江戸時代初期/16世紀後期~17世紀初期
漆、蒔絵
高4.0 縦20.6 横8.6
1合
池長孟コレクション

来歴:永見徳太郎→1931池長孟→1951市立神戸美術館→1965市立南蛮美術館→1982神戸市立博物館

参考文献:

 「南蛮屏風」から抜け出してきたような長身の南蛮人を薄肉の金蒔絵、色漆を用い、面取りした蓋部分に加飾した文箱です。黒漆の上に梨地粉を蒔き、その上に梨地漆を塗って粉を被い品格のある質感を生み出しています。

 ポルトガルの商人をデフォルメした立ち姿として大きく描いている意匠は、異国人を財神と見なすような意識が当時の数寄者の間にあったことうかがわせます。

【近世・近代の漆工・陶磁器・染織】【南蛮美術】

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