木造阿弥陀如来立像
もくぞうあみだにょらいりゅうぞう
概要
真宗大谷派妙光山正覺寺の本堂に安置されている阿弥陀如来立像である。
重厚な趣を示す頭部、量感のある体貌と、厚みのある衣襞が表現されており、全体的に形式的な姿形を有するが、衣襞の表現には本像独特のものがある。
全体の造形や制作方法に室町時代後期以降の特徴が多く、寛永3年(1626)に本山から下付されたと伝わることから、江戸時代初期の制作と考えられ、秋田市域の真宗文化や木仏本尊像の様相を理解するうえで貴重である。
もくぞうあみだにょらいりゅうぞう
真宗大谷派妙光山正覺寺の本堂に安置されている阿弥陀如来立像である。
重厚な趣を示す頭部、量感のある体貌と、厚みのある衣襞が表現されており、全体的に形式的な姿形を有するが、衣襞の表現には本像独特のものがある。
全体の造形や制作方法に室町時代後期以降の特徴が多く、寛永3年(1626)に本山から下付されたと伝わることから、江戸時代初期の制作と考えられ、秋田市域の真宗文化や木仏本尊像の様相を理解するうえで貴重である。
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