てらじまりょうあん
江戸時代、享保12年/1727年
手書手彩
日本図180.2×265.0 中国図166.2×260.0
2巻
来歴:1981神戸市
参考文献:
・神戸市立博物館編『古地図セレクション』 2000
寺島良安は大坂の医師ですが、中国の『三才図会』を基にした『和漢三才図会』を作り、その中で中国と日本の詳細な地誌的記述を図入りで展開しています。本図はそれらをまとめたものでしょう。日本図は緯度を記し、朱線の海陸交通路や城下町などの地名、名所旧跡や寺社、由緒などが豊富に書かれます。中国図も、その土地に関する記述が多くみられます。
【古地図】