帷子 白麻地梅垣模様
かたびら しろあさじうめかきもよう
作品概要
木々を組んで垣+かき+をつくる矢来+やらい+の模様は、江戸時代中期の武家女性に好まれた。梅樹で垣を組んだ風雅な意匠、上部に金繍で「萬」「歳」「楽」の文字を散らす。『源氏物語』「若菜下」の帖、梅の花のほころぶ季節に、朱雀院+すざくいん+の五十賀を祝う試楽で舞われた「萬歳楽+まんざいらく+」を想起させる。(高木結美氏執筆)
かたびら しろあさじうめかきもよう
木々を組んで垣+かき+をつくる矢来+やらい+の模様は、江戸時代中期の武家女性に好まれた。梅樹で垣を組んだ風雅な意匠、上部に金繍で「萬」「歳」「楽」の文字を散らす。『源氏物語』「若菜下」の帖、梅の花のほころぶ季節に、朱雀院+すざくいん+の五十賀を祝う試楽で舞われた「萬歳楽+まんざいらく+」を想起させる。(高木結美氏執筆)
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